スコかぶり
>神のなせる技なり 感想
この本は、1000年後の世界に向けてかかれたとモリケンさんがおっしゃいました。
私は、今、1000年スープを飲まずに考え、体験し続けたい心境です。
あまりにあまりに凄すぎます!
2010/02/22 23:44:44
「神のなせる技なり」

スコかぶり
神のなせる技なり 感想
発売後すぐに手に入れて、一気に読みました。
第一部で、記憶という情報で人の人格さえも決まってしまうという仮説に驚き、そして納得しました。
最初、すぐに感想を書かせていただきましたが、逆に書けなくなっている自分がいました。
今は、4次元空間説を何回も何回も考えています。
物理の本を読んでも、4次元は時間とされていて、4次元空間説を説いている人はいないようです。
これはモリケンさんのオリジナルだと思います。
時間は5次元であり、それを包含するのが6次元だと。
私の中では、この説が定説のようになってきています。
この本はあまりにたくさんの情報が詰まっていて、心に浸透するまで時間がかかるように思います。
次元のことが納得いっても、まだまだ、霊の特徴や、次元を超える方法などなど、盛りだくさんです。
正直、一生かかっても全て理解することができないような気さえします。
あまりにもスゴイ本だと思います。
2010/02/22 17:47:40
「神のなせる技なり」

リョウコ
神のなせる技なり 感想
お正月に静岡でふと思ったのが、ボロボロになったティンカーベルを智也が抱きしめて、元気にしてあげるシーンです。智也は意識で、ティンカーベルは無意識と思ったら、意識が無意識を元気にしてあげるシーンだ、と思いました。それって、意識は無意識と対等ということなのかと気がつきました。意識は、無意識に支配されてる小さな存在という印象があったのが、そうじゃなくて、無意識を癒してあげることもできる対等な存在だと、語られているシーンでもあったのだと思いました。
問いをした時、応えてくれる女神が無意識なのなら、未来も教えてくれるような存在を、意識である私が癒して元気にしてあげられる、と考えると、とても意外で、かつ、自分の意識がそんな卑小な存在でもないのかと胸のすくような気がしました。無意識のティンカーベルは、意識の智也に「オレンジ色の私を忘れないで」と言いました。意識である私が、無意識の存在を忘れないでいることが、無意識を元気にするのだろうと思いました。女神メイド宅配便のように、問いをして女神が応えてくれるのは、問いを発して外応をキャッチするのが、無意識を忘れないで仲良くするよっていう意識からの連絡でもあるからなんだなと思いました。意識の私が、女神に問うことで、女神を元気にしてあげられるんだなと思いました。
2010/01/04 18:08:12
「神のなせる技なり」

真知子
神のなせる技なり 感想
以前、感想をFAXしたのですがその中で、容子になりきれない自分を、感じていました。なぜとずーと思っていたら、突然、この本を手にした瞬間にすでに容子自身だったと思ったのです。もりけんさんは、スパロー船長のようにきっとこの本で、問いをもって書いたと思いました。その問いは、私の仮説ですが、この本を手にしたすべての老若男女をなんらかの形でいかせることができるか?だとおもいます。なぜなら私は、完全にいってしまいこの本をドールとなずけています。そして書くことによって現れた次の仮説、「物理法則は原因ではなく結果である。」私の頭は、右脳しか働いていないのでこの先心配です。
2009/12/30 14:10:52
「神のなせる技なり」

和佳
神のなせる技なり 感想
>ヤナギから心の声が続いた。
『期待されたら奇跡はおこらないわ。私は強くないの、このヤナギ以外にはなれないから』
 
この前に智也から「「宅間先生のほう、魂が青色を帯びているように見えます。胎児に融合していきません。ためらっているように見えます」という報告があります。この時、先生もうなんでもいいから!早く!死んじゃうよ!って思いました。いったい江田はこの期に及んでグズグズとなにをしとんのじゃい!青色かい!という気持ちと、自分もやっぱり江田のようにためらうんじゃないかなって気持ちになってました。いったら戻れないです。
 
いったい物語中で沈黙してたヤナギはどうして、最後の最後、このシーンに割り込んできたんだろうと思いました。根のないヤナギは死ぬと思いますが、このヤナギは生き返ってきたんだなと思いました。そしてヤナギによれば「このままでも素敵よ」という言葉がヒントなんだと思いました。
 
私は今は、なにかこのシーンが泣けてしょうがないです。戸川看護婦は直ぐに赤ちゃんに入って鳴き声をあげました。江田先生はきっとそういう飛び込んでいける彼女を本当に愛していたのだろうと思います。(あの世に行ってもつながってたのが印象的で。しかし、私がおもうに麻衣さんてほんとに普通の、普通の人だとおもいます。だから彼女自身の特性みたいなものを愛してたのではないのではないか…とも思います)話を戻せば、やっぱり理由はどうあれ、どんなときも、ちょっと待てよとほんのわずかの理性が勝ってしまう人っているとおもいます。それから新しい世界へ飛び込む瞬間、どうしても取り繕えないそういうところがあると思うのです。そしてそれは描かれたし…ここで浮かぶのが二編の世界かなぁって思います。
 
「でも 私もあなたとは離れられないの。私はあなたの反転した姿だから…」ここが深いなぁって思いました。
 
あんまりまとまりませんが、江田先生が、「自分も先入観から抜け出してないな」とか「こうやって妊婦の中に入っていくのだろうか…」と考えるシーンが好きです。プログラムを組んだ責任を感じながらも、この人はやっぱり瞬間、世界に興味があって、最後は変な話…無責任にもそれなんだとおもいます。生まれ変わる寸前、青色を帯びた魂のとき彼が何を考えてたかはさっぱりわからないけど、ヤナギの このままでいい、期待はない というようなメッセージは最高の言葉だったんじゃないなって思います。江田先生は…本来の姿にもどったんじゃないかなっておもいます。特に描かれてないのも手伝って…そしてそれは無色透明だったのではないか…と思います。
 
ところで智也が「情報だ!生命は情報だ!」って閃光のように閃くのが、圧巻です。ここはいつも頭の中で閃光が走るのですが、意味としてわかってるわけではなく…いま読んでまた…モールス信号なんだとおもいました。智也のひらめきに寄ればそれは信号に関係してるのかなと思いました。…私はいったい…このモールス信号は誰に打たれたんだろうと思いました。相手は…シーン的には江田先生かもしれないけど…もしかして打った相手は神にではなかったのかなと思いました。それからなぜ由美が「科学の技」「いのちの技」っていったのか…頭の中には青い色とオレンジの光がうかんでます。…最後のところは勢いで読んでるのですが、いつもいろいろ考えます。
2009/12/30 10:23:01
「神のなせる技なり」

和佳
神のなせる技なり 感想
P320ページ戸川さんのワンピースの中がみえるところドキドキなんですが、(幽霊の中身ってシーツかぶってたり、足がなかったり描かれないところだから)智也が情報操作なら凝ったプログラムだなぁと考えてるところが面白いです。幽霊でも女性の足にはドキドキする年頃なんじゃないだろうかと思うので。
 
…トイレでは質量を考えてたし、さらに二分の再起動の間に…「物理法則は原因でなく結果である」になって目を回しました。この後は展開が速くて「私とは誰か?」「情報である」「問いすら結果」のところはおっかけっきれてないです。(物理と私というところから「あの世はどこにあるのか」の観察者のところを思い出しながら読みました。)というか智也は高校生で、エネルギー保存法則から魂の普遍性を思うような(記憶の技)、とても物理的な思考がガチでいけてる人だと思ってたので、この三次元も同じように考えることができるかもしれない…ってとこからぶっ飛びだとおもいました。法則が結果(データというか)になってしまったとおもいました。
 
いったいなぜ智也は二分の再起動中やトイレでここまえで超えていってしまうのか………ふっと思ったのが容子の言葉です「それにしても惑星の音にはまいった。音のつながりの中に意図というものを感じなかった。無意識の何かが揺さぶられるようだった」というところです。このとき容子もなにかを越えてったんじゃないかと思います。私は物理式や現象をみて整合性とかきっちりしてるなというのはおもうのですが、この「意図というものを感じなかった」「無意識の何かがゆさぶられるようだった」という感想はなかったなぁと思います。容子は式ではなく、式の結果である音階にそれを感じたのだと思うのですが……智也は式もそうだし…それから周囲もそんな風に、意図もない、揺さぶってくる何かを見てるのかなと思います。ワンピースのなかの三次元的な足もそうだったのかなと思います。そして二分の間に…より意図のない、より無意識のほうへ、なんでもない隙間時間からしのびこんでるのかな…なんておもいます。(…ところで江田先生、いつもいいとこまでいくのに…突き抜けてくようなそうでないような意外と気になるキャラです。さらにCDプレゼントのはがきに「江田が伝えた〜」ってあって、いつも先生出てますよ…と思ってしばらく見てしまいます)
2009/12/28 17:44:31
「神のなせる技なり」

感想
『幸運の女神を味方にする方法』がアマゾンから届き、『記憶の技』と同時に読んでいます。
鬼頭はとても怖くてインパクトが強いので、本を読んでない時も何かのおりにふと頭をよぎるのですが、その時、鬼頭のまわりに可愛らしい『幸運の女神』がひらひら飛んでいるのが目に浮かびます。
怖い顔をした鬼頭と対照的な可愛らしく綺麗な女神のツーショットなのですが、何だか馴染んでホッとします。

惑星の音楽があるなんて…聴いてみたいなぁと思いました。
2009/12/24 22:59:37
「神のなせる技なり」

ミル
感想
読み終わってだいぶたつのに、どうしても水槽の中の髪の毛伸び伸びの犯人の姿の妄想に襲われて相当強烈です。
ドールの存在も自分の中でコアな存在になったようで、チラチラ日常で思いだします。

「手放す」というテーマのメソードのようで、ドールを妄想するとなぜかドールになったようで(汗)手放せます。不思議です。そして感謝です。


2009/12/24 19:13:24
「神のなせる技なり」

どせい
情報の技感想
オープニングから、3人の死体を保存している宅間医師に、びっくりしました。宅間医師は、愛する人たちを失って時空に対してキレたのではないかと思います。善悪を超えて、生命の再生に斬り込んでいて、一歩も引いていないのだと思いました。太っちょの警官も良かったです。死体にまで勃起して・・(笑)普通だったら「まずいこと」と思うかもしれないけれど、それがニューハーフを救うことになったのかと思いました。智也と容子は、相変わらずぶっ飛んでいると思いました。近未来美少女宇宙人で出てきたかと思うと、レーザー光線を月にぶつけて・・、偶然にもあの世と交信できてしまう、というのも思いもつかない展開でした。人体模型にまで取り付いた鬼頭を成仏させてしまう由美もよかったです。観音様は、もともとは男で、両性を体験しているのもイイのかなと思いました。しかし、由美も下着とパンストを履くのも忘れてギリギリで、我も忘れてやったのではないかと思いました。あの世の江田医師との交信で、あの世の様子が克明になっていくシーンは息を飲みました。また、その後の4人の考察も読み応えがありました。ラストの江田と戸川の生まれ変わりのシーンは、レーザーあり、ゴーグルあり、妙善あり・・のもう総力戦でした。人間の力で、神にゆだねられていた生まれ変わりの領域に挑んだのだと思いました。そして、最後のモールス信号は、やっぱり泣けました。宅間たち人間は、果たして神に勝ったのか、負けたのだろうか・・と思いました。ギリギリまで神の領域に肉薄した物語だと思いました。
2009/12/23 13:45:30
「神のなせる技なり」

ピンク
とても面白かったです。
特に「時間の技」が好きです。
テンポが良く、イメージが膨らみます。
初めの部分で女の子が「キスして」と言って涙を流すシーンが
ありました。それがどういう事なのかがあとで解った時には思わず「そうだったのか〜」と一人唸ってしまいました。
ハッピーエンドな感じも好きです。
容子さんと智也くん、二人に会えて良かったです。
2009/12/21 00:28:23
「神のなせる技なり」

テクノン
どこの感想を書こうか迷っちゃうくらい、面白かったです。
先週、ようやく読み終わりました。
アマゾンにレビューも入れたのですが、もう3日くらいたってるのに、出てこないので、
こちらに別の感想を書きます。

もう、ほんとにほんとに、面白かったです。
小説の舞台がこの世だけじゃない、しかも、死後の世界が、現実が終わったあとの世界でもなく、現実と隣合わせで同時に進行しているというのが、読んでいて、どんな宇宙旅行小説よりも舞台が広大な気がします。
これまで、そういった世界が誰も描けなかったのは、やっぱり情報がなかったからです。
そこで、もりけんさんは、独自調査を長年積み重ねてきたことがこの小説にもふんだんに活きています。だから、やっぱりもりけんさんにしか描けなかった小説なんだと思いました。

もう一回読もうと思うのですが、一回目の衝撃がすごすぎて、なかなか初めから読み始められなくて、まだ、何度もあちこちをパラパラ読みしています。(アイドリング中、笑)
登場人物が、とっても生き生き(ん?死んでたりしますが)してて、すごいぼくの生きるモチベーションが影響を受けました。
感想も、どこを書こうか、いろんなところを掘り下げられそうで、やっぱりいろんな頁をうろうろしてしまいました。

ぼくは、なんといっても310頁から311頁のところがグッときました。
何故かはわからないけどたしかに生きています。生きてる理由ばかりを考えていた時期が自分には長くありました。
自分で自分の生き方の方向を決めないとならない、そのために何をどうチョイスするのがベストなのか、とか。
でも、理由を意識してるのではない部分で、生命のとくに生命維持に重要な部分は、いとなわれています。
理屈じゃない、という叫びは、意識で人生動かしていると思ってる自分をふっとばす威力があると思いました。2者択一ばっかりで、人生を進んでる、そんな理屈じゃないところで動く人生におまかせをするキーワードのような気がしました。

映像のシーンして、いつまでも頭を離れないのが、戸川さんがグラウンドでレーザー光線に導かれて、江田と再開して唇を重ねる、それに呼応したみたいに容子と智也も口づけとするシーンです。
肉体この世とそれに重なる魂のあの世との2つがシンクロしたラブシーンなんて、どっちを見ていいんだか、というか、想像したことなかったけど、あの世をこの世が重なって目の前に見えたような感覚になり、圧倒されました。2重の世界が、自分の想像の目から見えたような気がしました。

ホームページにも書いてなかったもりけんさんの最新仮説も随所にあって、それにも、おーっという感じで興奮しました。
情報の技の296頁から始まる会話の応酬は、とくにすごかったです。
あの世の江田とこの世の智也たちが対話をしながらその仕組への仮説を応酬していて、あの世と
この世の両方から時空の仕組みを追っています。
あの世からもこの世からも、時空を議論するのが、すごいです。陰陽両面からの情報を突き合わせています。情報だけがこの2つの宇宙(?)を行き来しているんだと思いました。その仲介をいしてるのが、肉体あるなしに関わらず、人間なのでした。
明るいところがあれば、その真反対の暗いところを作らないと、情報が出来上がらないと思います。その2つさえあれば、どんな情報も表現できることを、、僕は毎日デジタル機器などでその恩恵を受けています。
そういえば、ぼくが現実を認識してるのも情報の上でしかないと、思います。
ぼくが「ぼく」だと他人から認識されているのも、この情報からです。
記憶の技の章みたいに、記憶が変わるということが巻き起こす事態は、ほんとに頻繁に起きてると思いました。たとえば、なり振り構わず、怒ってキレるときは、自分の元々の意識上の性格とは似ても似つかないです。その時は、何かどここかから別の魂が自分にインストールされてしまったのかもしれないなんて、思ってしまうこともあります。
そういうときは、自分でも別人になっちゃったかと、思ったりします。顔がおんなじでも、別人!って日常にもよくあることだなと、思いました。

あと、4次元で裏返った肉体のシーンが、なぜかとても印象に残っているのですが、とても怖い場面だけど、次元という概念がよく理解できました。裏表がひっくり変えることが起きるというのが、あのように表現されると、びっくりします。(人間だって特別ではないんだ)

同じ肉体に同じ魂に生まれ変わる方法があるかもしれないという仮説の部分も、驚きました。
これまで、人間は同じ肉体は、全歴史においては1回しか使えなかったです。再生医療とかも進んでいると聞きますし、肉体は、もしかしたら本当にもう一度フルで再生できるかもしれないです。でも、もういっかい、魂も同じのを入れないと、完全な「自分」の生まれ変わりを実現できないのだと思いました。

とにかく、もう一回、今度は落ち着いてじっくり読んでみたいです。
2009/12/20 11:19:22
「神のなせる技なり」

はらじゅん
読んでいると、外応が。
先ほど、読み終えました。
小説をほとんど読まない私ですが、もりけんさんの本は欠かさず読ましていただいているので、2日かけて読み終えました。
きょうは、よく行くカフェで読んでいました。時間の技、情報の技編をいっき読みです。
読んだ感想というか、ほんとうに神のなせる技かのようなことが起こりました。
もう、クライマックスのところです。
赤ちゃんはどうなるのだろうか、たぶん無意識に問いを掛けていたのだと思います。
宅間がつぶやく一行前のところで、赤ちゃんの泣き声が聞こえたんです。
一行前なので、コンマ1秒前です。
空耳かと思ったのですが、そうではなくて、カフェに来た乳母車に乗った赤ん坊の泣き声だったんです。
これで、OKだと、問いの答えを導きました。
小説は出来上がっているのに、偶然とはいえ、シンクロがおこるなんて本当に不思議でした。
まさしく、神のなせる技なりでした。
ひょっとすると、この小説を読むだけで、いろいろなものと繋がれるかもしれないと思った瞬間でした。
ありがとうございます。

2009/12/19 17:52:18
「神のなせる技なり」

935(くみこ)
情報の技感想
*一回目読み終わりました。最後の生まれ変わりの場面、なかなか生まれでようとしない江田の魂に智也がモールス信号をうつ場面「コレはすべてを許す神の技なり」のことばがながれた(読んだ)瞬間、江田と自分の魂が一緒、重なったようで自分のなかのなにかが解放されたような、飛んだようなそんな気がして涙が出てきました。

*容子が智也に自分からキスする場面も好きです。今の自分に素直に反応して身体に表現する、そして智也も同じく抱きしめたいキスしたいって強く抱きしめるところすごく感動しました。そんなふうに自分の好きな人にも抱きしめられたいなぁ・・と思いました。

*4人でコーヒーを飲みながら神について語るところ・・智也はすごく頭のいい高校生だーと思いながら読みました。語る内容って深くて、それはそこにいたほかの3人もそうなのだけどなぜ人は生きるのかって改めて考えさせられたなと思いました。

*由美が人体模型に襲われるときに流した涙は諦めの涙なのだろうかと最初おもったけれどそうではなくてドールの無意識体が鬼頭の零体と一緒になれる瞬間だったのかもと思いました。由美の涙はドールが感じたひとつになれるという嬉しさの涙だったのかもと思いました。

*運ばれたけれど死んでしまったニューハーフの心の声は切ないなって思いました。心は女の子なのに肉体あいなは男で・・・自分の肉体でありながら魂と重ならない隙間みたいなものをいつも感じていたのかなって思いました。せっかく可愛い女性になれたのに、宅間先生にまたそのからだに魂を戻せてもらえたらいいねって思いました。

*ブービーが生まれ変わるときにあの世から選べないから指定してくれっていうところびっくりしました。この世から生まれ変わる先をある程度きめることができるのかと。。

なんか頭の中でパズルのピースがはじけたような感覚です。面白かったです。
2009/12/19 11:02:54
「神のなせる技なり」

みかん
楽しく読みました〜
もう、これからずっと、もりけんさんについて行く、勝手に。
って決めました。
愛あふれてるんだな。この話。
すべてをみとめる神ですよね。
自殺したっていいんですよね。
自殺したらその霊は、ずっと砂嵐みたいなところにいるって
誰が言ったんですか?
愛あふれている扮装の人がそんなこと言ったって誰も救われないですよね。
すべてを認める神。
愛あふれてるんだなぁ。
って思いました。
ずっと追っかけします。
2009/12/19 00:11:48
「神のなせる技なり」

マミ
神のなせる技なり感想
記憶の技は、怖いシーンにドキドキしましたが、それぞれの記憶を知ると何とも言えない切なさを感じました。今の私も子供の頃に体験した記憶が今の私を作ったのかとわかりました。
時間の技は、今度は容子が襲われるシーンにドキドキ怖いと思いながら読み進め、アニマとアニムスの原理の話しに感動しました。愛する異性は意識で選択しているのではなく無意識の中に潜む、つまり好きになる異性は私のアニムスに似ているのか。と感動しました。オレンジ色が印象的で智也と容子の関係も羨ましいくらい素敵でした。
情報の技は生まれ変わりの調査で得たことを盛りだくさんにストーリーに描かれていて、実際にこんなふうに生まれ変わりを経験出来るなら私もスープは飲まないで又大好きな人も飲まないでほしいし、また再会を果たしたいと思いながら読みました。どのお話も主人公と自分を置き換えて読み浸る事が出来て感動致しました。又何回も読み返したいと思いました。拙い文章ですみませんでした。
2009/12/18 23:40:36
「神のなせる技なり」

935(くみこ)
情報の技感想  (途中の感想)
まだ半分までしか読んでないのですがなぜか壷にはまって可笑しくて笑いが(汗)
あれれ、深いんだよな・・・感動するんだよなと思いながらも人体模型に襲われるときの由美の「人体模型にあれってあったっけ?」とか、つい、ププっと笑ってしまいました。まさに危機の瞬間なのに・・。
10年くらい前に崖から車ごと落ちたとき、死ぬかもっていう瞬間なのに自分は一回転しながら「あーーこの車借りた車なのにーー」とか考えてました(汗)こういうときって人生の最初から最後が走馬灯のように思い出すのでは???と思ってたのであまりのアホな自分がおかしかったです。(思い出しました)
そしてそれにつづく、コスプレ姿の容子が生命維持装置室にはいってきて両方のほっぺに日のマークをかかれた宅間をみて「あいつ?」というとことか爆笑しました。
深いだけでなく笑えます。いや〜〜〜面白いです。
2009/12/17 23:19:34
「神のなせる技なり」

ミル
「神のなせる技なり」感想
最後の章は涙が出てきて止まりませんでした。
読み終わってまだ小説の世界から抜け出せずにいるようで強烈に、あの不思議な世界に洗脳されてます!

満月をバックにレーザーの上を歩いていく江田さんと戸川さんの場面や、髪の毛が伸び放題の水槽の中の連続暴行犯や、反転してしまった脳みその描写や、たくさんの刺激的なシーンに脳みそ微熱出そうです。
衝撃的な始まりからすでに果てそうなのに、徐々に善と悪、死と生、生まれ変わりと、長年の中国での調査のデータをもとに考えさせられるような場を、主人公たちと考えているような感覚を体験できたことに、生きてて良かったです。
まだ興奮に襲われてことばが続きませんが、何度も読んで主人公たちと一緒に「神のなせる技」ワールドを浮遊したいです。
2009/12/17 21:35:08
「神のなせる技なり」

ゆくえ
神のなせる技なり感想
手塚治虫氏の火の鳥に登場するタマミが美しく横たわっている表紙は、高校時代、物理方程式に神を感じ魅せられて以来、40年以上にわたる探求を続けてこられた著者森田健氏の問いが、科学を超え宗教哲学をも超えたところに真の神を求められた問いが込められていると思います。
帯をはずすと現れるメッシュは、デジタルな科学、最新科学を感じさせ、背景の暗闇は従来の神、宗教的な神秘を思わせる空間だと思え、その中間に浮かぶタマミは、そのどちらにも着地せず漂うはかなさを感じさせられます。
そして、このタマミは、科学や宗教というこの世を成立させている強固な両者のすきまをこじ開けようとするかの森田氏の、40数年の困難と孤独のうちに守り抜こうとされてきた神への思いの象徴だとも思います。

神はなぜ宇宙を創り、知的生命体を創ったのか?
この問いを思うと容子の声がこだましてきます。
容子の懸命に叫ぶ声に泣けてきます。
容子に伝えます。
私もそうです、そうしたい、そうしますと。

この本は、大切な誰かに勧めたくなります。
そして、必ず感想を聞かせてと約束します。
感想を受け取り読むことで、それまで知りえなかった相手の何かが強く感じられ、とても考えさせられます。
たとえば高校生にしては容子がたくましすぎると疑問を言う相手には、そういう細かい点にこだわるところがつきあう際の精妙さ、快感ではあるのだけど、続けて2名そうだったとき、なんでそこで止まるかな〜っと、サイト書き込み常連者である私にちょと意見したり対抗したそうな彼女らの無意識を感じたり、日本人は無宗教というだけでなく、それ以前のちまちま細かいところへこだわることで日々を過ごして満足している緻密な民族性があるのかもなど考えさせられます。
そういうちょっとしたこだわりを自分に課すことでしか、生きるためのよすがを手に入れることはできないとどこかで思い込んでいるようにも感じられます。
今朝、「次はあなたね」と夫に言ったところなのですが、こうしてみるとなんだか『神のなせる技なり』の感想を聞くことは、その人の六爻占術の卦を見せてもらうような深さ楽しさがある気がします。
『神のなせる技なり』には神秘が詰まっていると感じるのですが、森田氏の発見された時空のシステムが手に取れる形になって発信されたものだと考えると、当然かも知れないと思います。
2009/12/17 11:41:44
「神のなせる技なり」

スミス
神のなせる技なり感想
面白かったと思います。
宗教関係の本かと思ったら、全然違うものでした。
分類はミステリーなんでしょうか?それとも推理もの?
何かしらのトリックがあって出来事が起きているのはわかるのですが、そのトリックがまるで予想できず、最後まで読んで初めて納得出来る構成になっており、新鮮で楽しめました。
そのラストも、数学的、また科学的な、今まで考えたことの無かったようなテーマに基づいたもので、とても興味深く感じました。
科学の知識が各所に散りばめられていて、とても濃い物語だったように思います。
マイナスポイントは、19歳の私にはキャラクターが魅力的に感じられなかった点でしょうか。
何かの教材に出てくる説明キャラのようないけすかない口調、また思考回路そのものも、先の展開へ進めようとしているのか少し無理があるように感じました。
また、説明文そのものが多くあったことも、私の好みではない部分です。
物語が進行しているステージの情景についての説明文が多く、頭の中で場面をイメージしながら読むことはできるのですが、あまりにも細かい説明文は、たまに鬱陶しく感じました。
しかし、三部作であるこの本は、どの章も内容が濃く、文系の人はもちろん、理系の人も新しい科学の世界が垣間見えるような興味深いテーマについて触れた本だと思います。
面白かったです!
2009/12/16 11:54:26
「神のなせる技なり」

モーニングスター
神のなせる技なり 感想
こちらのホームページで本屋で平積みになってる写真を見て、買いに行かなきゃ!と思いました。買った後、家まで待ち切れず、電車を待ってるホームの上で読み始めました。一気に読みました。読後、しばらく動けなかったです。小説として面白かったのはもちろん、色んな情報が盛り沢山ではっきり言って安すぎる買い物だと思いました。覚えてる限りでは小学生の時から自殺願望ありましたが、「神のなせる技なり」を読ませてもらって、感動と共に(明るく)しょ〜がない、生きてみるか!とたぶん初めて思いました。デジタルで攻められてメロメロに陥落させられてしまったわ・・・。今コメント書いてるだけで目から水分が出てきちゃいます。私のアニムスもやりやすくなったのではないでしょうか。もりけんさん、ありがとうございました。
2009/12/16 08:05:17
「神のなせる技なり」

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