和佳
生まれ変わりの村B感想
今回は途中で何度も止まりながら読みました。吃驚しすぎて笑ってしまったり、とても悲しく切なくなったり、森田さんの科学的視点に唸ったり、それから生まれ変わりの村の人たちの懐のなにか静かで暖かな感じをとても感じていました。一人で静かには読めなくて、時折、家の人に本を読んだりしました。そして読後になぜか、ふつふつと力がわいてきて、いったいどうしてかを ずっと考えていました。
 
読み終わって数日たって思い出したのは…森田さんが第一巻で最初にした質問でした。人生のパノラマ…このパノラマという言葉が第三巻の最後の最後でで前世記憶者の方から飛び出します。それはさまざまな証言とあいまって、未曾有の生まれ変わりの情報の象徴というか…なにか深いところで自分に届いたんじゃないかと思います。いま表紙の「輪廻したいですか?輪廻を終えたいですか?」「死についての怖れがなくなりました(前世記憶者の証言)」というのをとても深く感じています。シリーズを通して最後まで読んでほしい本です。
2010/07/19 19:39:44
「生まれ変わりの村B」

suda
アマゾンでいつものように
発注しまして、すぐに読み始めました。
ちょうど、話の内容の取材時期が、母親が無くなる前後の時期と重なっていて、
闘病生活、病院の移動、死去、葬式、そのご、親戚の話し、自分の生活など、
ほとんど重なり合わないけども、読んでいてありありと出てきました。
それぞれの生活状況や場所の違いなど大きいわけですが、それでも
死んだあとの動きはどうなっていくのかなと考えます。
フシケンで読んでいたので、パソコンのコピーだったりしますが、いくつかのプリントアウトを燃やしました。お金や家はもちろんですが、クルマ(運転は出来ません、僕がしてました)とかシュークリームが好きだったのでその写真とか。
車については、ベンツとかレクサスではなく、シャトルという小さいけれども室内の背の高い車の、つまり家の古いクルマの写真を燃やしました。運転は出来ないけれども、縫った雑巾で中も外もきれいに拭いていたからです。
あちらに行くと、すい臓がんも全快して痛みや苦しみは無くなるんだろうな、とは
思っています。それをなんとなく実感しながらよんでいます。
2010/07/14 22:39:27
「生まれ変わりの村B」

ミル
生まれ変わりの村B感想
きのうセブンイレブンで受け取って読み始めました。さいきん自分の居場所がまったく見つからずじわじわ焦燥感に襲われてる日でしたが、一番最初に書かれていた事が「あなたは、あなたのままでいい。」が目に入って来たら嘘のように睡魔に襲われ爆睡しました。今日またゆっくり読みたいです。
2010/07/14 08:09:01
「生まれ変わりの村B」

まりん
生まれ変わりの村B感想
証言を読んでいるうちに涙があふれてきました。自殺で死んだ人や「こんな体だから助けないで」と言われた人、前世の息子に会いたくないと言われた人、証言者が自分を飾らず正直に語って少しも隠そうとしてないです。死んで生まれ変わるという衝撃的な経験にも関わらず、まるで一つの通過点のようにたんたんと語っています。前世でいじめられた人も、半身不随で助けないでと言われた人も、前世の家族に対しては複雑な気持ちがすごくあると思います。生まれ変わりは決してきれい事ではないというリアルな証言に、胸が締め付けられます。証言者たちは、自分では死も生まれ変わりもどうしようもないことを深く受け入れているのではないかと思います。誰かを責めたり、前世や今世に不平不満すら言わないからです。生死に特別な意味づけをすることなく語る証言にはわけもなく涙があふれて胸がいっぱいになります。証言者たちはインタビューする森田さんを信頼し、時空(運命)をまるごと信頼してるのだと思います。それは疑いや価値観のないピュアな問いがあるからだと思います。前世を語ることで病気になっても証言するのは命がけだと思うし、それを引き出す森田さんの問いも命がけだって思います。「生まれ変わりのシステムはほとんど縁で形成されているのではないでしょうか?」と問う言葉、「生まれ変わって嬉しい」というたくさんの証言に心から感動しました。森田さんの問い(時空はなぜ存在するのか?私はなぜ存在するか?)がこの本の根底にいつもあって、だからこそ証言そのままをすべて収録して、著者すら特別でなく、読者の私と同じ目線で語りかけてきます。1巻2巻3巻どれから読んでも、そんな深い問いと飾らない証言に感動します。死は例外なく誰にでも訪れるからこそ全ての人に深い縁と感動をもたらす本だと思います。3部作で終わらず今も調査は続いてるって思います。
2010/07/12 06:05:47
「生まれ変わりの村B」

小町
生まれ変わりの村B感想
死と生が区別できないでいつもいきなり始まっているのが印象的です。男性から女性に生まれたり、女性から男性に生まれても違和感が無く「私」は同じ「私」だというのが何度も出てきて、とても考えさせられます。森田さんのコメントや考察が「あの世」について私たちは全く違うことを伝え聞いていたんだと思ってしまいました。それほど取材データは生死の境が希薄だと思いました。表紙に書いている「輪廻したいですか?輪廻を終えたいですか?」を深く考えさせられます。生まれ変わった人たちの生の声が聞こえてきそうに思いました。人生のパノラマを何度も経験しているはずなのに私たちは忘れてしまっています。この本を読んで一番良かったのが何度も生まれ変わりたいこの「私」のままでというのをどの証言者も言っていることです。これを知るだけでも今の私で良いんだと思えます。この本に書かれている情報を知っているだけで自分が孤独で無いと感じる気がします。何より森田さんの人間に対する温かみが根底に流れています。だからこそ生まれ変わりの村の人たちが体調が悪くなるのをおして取材に応じるのだと思います。
2010/07/10 22:36:49
「生まれ変わりの村B」

なんしぃ
生まれ変わりの村B感想
死は私という感覚の終わりではけしてなかったのだと感じました、死がこわいことではなくなると思いました。生きていると思い通りにならないことに遭遇すると今の自分を否定していたのだと感じました、と同時に生まれて来たことまでも否定する気持ちがどこかに出てしまい、勝手に快適な天国としての死後を想像していたと思いました。自分の否定の裏返しである楽園はつらいことだと今感じてきました。この世を拒絶して大切な今という時や私という感覚から逃れようとしていたと感じ、今まだ生きることに苦しみを感じていることで苦しみから逃れたい気持ちが先行していましたが、流れの中に飛び込んでみたい気持ちが少しづづ出てきて本を読み返すごとに全体の流れの中にいる私を肯定された気持ちがして、生きる勇気がわいてきました。輪廻がいやだという気持ちがどこかでありましたが、私のルーツを知りたい気持ちがこの本の問いから湧き上がり、その気持ちにとても勇気が出る気持ちになりました。生きることをもっと知りたい気持ちになって私という感覚を持っていることをどうしても知りたい気持ちになり、あの世のことや死後のことをもっと知ることで、今の私をこれからもずっと生きていきたいと思いました
2010/07/09 07:37:27
「生まれ変わりの村B」

マミ
生まれ変わりの村B
たくさんの生まれ変わり体験者の興味深い話しを一気に読み、共通点は生まれ変わって嬉しいと答えていること。生まれ変わる境遇が前世より善いか悪いかなんて全く心配していない事に驚きました。また前世に別れた家族に再会したケースで相手は前世との姿や性格と異なる家族に同じ感情は持てないのはわかりますが、少し悲しい気持ちになりました。自分も、もし前世の記憶を持って生まれ変わったら、やはり別れた家族には会いたいと思ってしまうと思います。前世からの縁や出会いも運命で決まっていても、また前世で大切だった人との縁を繋ぐようなコントロールが出来たらな。等といろいろ考えて眠れなくなってしまい、何度も読み返したくなる内容です。
2010/07/09 04:14:37
「生まれ変わりの村B」

浅葱色の苔
なぜ記憶を提供してくれるのでしょう?
体調を崩すことを分っていながら話してくれるのは何故だろう。一度では信じてもらえないことを何度も体験していると思うのに、見ず知らずの相手に話してくれるのは何故だろう。体が苦しくても、最後にツーショットに応じてくれるのは何故だろう。前世記憶者(生まれ変わりの記憶をもつ人)の皆さんが、この本を読むことはないでしょう。自分の話したことがどのように記録され、扱われるかも分らないのに、話してくださっている。それは何故だろう・・。
 
現在、以前に記憶を提供してくださった方が、新たな前世記憶者を紹介してくださるようになって来ているそうです。調査を始めた頃には切れていた前世記憶者のネットワークが、繋がりだしていると感じます。
 
なぜネットワークが繋がりだしたのでしょう?多分、前世記憶者の話を聞いたらそれで終わるのではなく、他にも前世記憶者がいることを伝えているのではないかと考えました。このことは当人のみならず、家族にとっても吉報と思われます。自分と同じく前世を記憶している人が今現在も存在していると知ることは、とても力づけられる出来事でしょう。そして何かあったときのために、地域の紹介者の連絡先も教えていかれるのではないでしょうか。考えてみれば、調査の初めから医師が同行して、薬の世話もしていました。
 
記憶を提供する人にとって裏付を必要とされないことは心強く、嬉しいことではないでしょうか。裏付を求められることは、話を信じていないことになるからです。このことから聞き取り調査をするときに質問はしても、疑いは発していないのだと思いました。そんな調査の仕方が信頼を得ることに繋がったと思われます。
 
同じ出来事を同じ場所で目撃(体験)しても、語るときには目撃者の数だけ違った話になるものですが、目撃者の一人一人がそっくり同じ場所にいたのではない話の聞き取りをつづけてゆくことの大変さは計り知れません。とりあえずの最終巻ではあっても調査途中であることから、まだまだつづく道程と静かな情熱とを感じた一冊でした。
2010/07/07 12:56:54
「生まれ変わりの村B」


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