愛しなさい、光となりなさい、といった言葉に自分の心の中で疑いを持ちはじめたときにこの本に出会いました。立ち読みで半分以上読んで、本棚に戻し、また少しして手にとって…結局買いました。 もりけんさんと35ちゃんとのやりとりには、震えがきました。 私が「愛しなさい」という言葉に何らかの不満を感じている原因・正体と、もりけんさんが対峙しているように感じたからです。 本を読みながら、童心について考えていたら、ずっと昔の幼い頃に風船を無くして泣いていたことを思い出しました。風船がひとりぼっちで寂しそうに割れてしまっていることを想像して悲しかったようです。 この本は、子供の頃の自由な心を思い出すきっかけになりました。
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